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横浜アリーナ観戦記12日組 by QUIQUE-METAL

 横浜アリーナ観戦記 12日組 (1)序章
 
 まず、THE ONE先行で落選通知を受け取るところから始まります。
 THE ONEで申し込んだのは幕張含め今回で3回目と少ない方。初日シート席のみというかなり安全圏を狙ったつもりだった上での落選によるダメージは、じわじわと来ます。横浜という地の利とBABYMETALの人気の高さを改めて実感しました。
 今年は度重なる遠征費も嵩み、この落選は自重しろとのお告げかと思いましたが、ほどなくしてHP先行のお知らせを知り、ダメ元で初日シート席の一本釣りで再トライ。運命の10月24日。恐る恐る見たメールの文面は「当選」( ゚Д゚)
 歓喜に心躍る中、試行錯誤で立案した遠征プランは諸般あって、愛車自走&安宿一泊。懸念された愛車の駐車は、「軒先パーキング」で見つけた某所で解決。さぁ後は当日を待つばかり。
 しかし、いざその日が近づくと、不思議な感覚に。公式には4月のウェンブリーこそ決まっているものの、それ以外は真っ白。高まる人気にチケットも取りにくくなっているし、遠征もいずれ物理的、金銭的に限界に来ることが予想されることから来る不安からか、これで参戦が終わってしまうような感覚が湧いてきます。
 あーでも、何か子どもの時そんな感覚があったかな。そんな気持ちも前夜にSSAのDVD見ながら準備していたら、一転、超ハイテンションに。それもやっぱり遠足に行く前の子どもみたいです。40過ぎのオッサンをすっかり童心に変えさせるとは、恐るべしw


 横浜アリーナ観戦記 12日組 (2)観戦まで13時間

 朝4時に起床し、愛車に乗り込みいざ出発。時刻は4時45分。辺りはまだ暗闇。
 名古屋港辺りで朝日を浴び、快晴の青空の元、紅葉を見ながら新東名経由で横浜へ向け北上。心配された雨は一日ずれて、一転快晴。北新横浜駅近くに確保した駐車場も無事見つかり、そこから徒歩15分。早くも物販を済ませた人とすれ違う中、ついに横浜アリーナに到着。裏口から始まった物販の列はすでに正面側の階段まで延びていた。時刻は11時。
 
 今回、物販は二の次のつもりでしたが、予定より早く着いたので並ぶことに。
 最後尾の係員に、「これ一般ですか?」と聞くと一般の列は裏とのこと。言われるがまま、一般の最後尾を目指しアリーナを周回。そうかこれファストパスか。意外と並んでるなぁ。
 あれ? 一般どこ? えっ、まだ? 結局アリーナを3/4周しました。相変わらず凄い列です。ただ、第一印象は、幕張よりはまし。ファストパスであれだけ先に掃けたら、まぁ、Tシャツ位は買える等だろうなと感じました。物販の最後尾に並ぶと、すぐ後ろは同じように延々歩かされた親娘連れ。何でも私についてきたそうで、列の長さに興奮気味。それがきっかけで歓談開始。
 その後、旧知のメイトさんと再会したり、シャアのコスプレ来たメイトと言葉を交わしたりしました。四国某県から初参戦の親娘さんと南関東某市から参戦の方と物販が終わるまで歓談、パーカーがXLから売れていく理由を娘さんに説明したり、「Babymetalの楽園」を宣伝したり、と待ち時間も気にならず楽しい思い出になりました。
 BABYMETALのファンになって一番気に入っているのは、ファン層が幅広く、いろんな世代や地域の方と交流できること。知らない人と楽しみを享受し合えるのって良いです。


 横浜アリーナ観戦記 12日組 (3) 観戦まで4時間 

 さて、クレカが使えるという嬉しい誤算もあり、お目当てのTシャツ、ニット帽+αを購入。
 Sサイズのパーカーを欲しがっていた娘さんは、売り切れの憂き目に会うも、色々買い込んだようです。では良い参戦をと挨拶を交わし、それぞれ散って行きます。
 荷物をいったん置きに戻り、観戦本番に備え、夕方までしばし休憩。開演1時間前。夕暮れのアリーナを背景に、写真撮影。ピットの待機場を覗いたり、ピットに参戦する人と歩きながら歓談したり。もう少し外の雰囲気味わうつもりでしたが、正面入り口の雰囲気にのまれ、気が付いたら成り行きで中に入っていました。

 人生初のアリーナ。見るもの全てが新鮮。席は3階のスタンドなのに、2階のアリーナを散策。幕張よりは見やすそうというのが第一印象。席はスタンドの最後尾。後ろは壁。文字通りの最後尾。通路側で、体も動かせる場所でした。
 2階よりも3階の傾斜がきついので、前の人の頭も邪魔になりません。かつ、正面寄りなので、左右上下、両サイドスクリーン、ステージがすべて見渡せます。x350倍の双眼鏡を手に、会場を見渡し、臨場感を堪能します。明るければピットにいる人の顔も認識できます。
 もうこの時点で席への不満は全く無し。「なんや全然えーやん」
 ここでも初参戦の方や、たまたま同じブロックにいることを知った楽園メイトさんと歓談し気分は最高潮。客電も落ち、いよいよ夢の時間の始まりです。


 横浜アリーナ観戦記 12日組 (4) 夢の時間

 オープニングは、まさかの「ららら~♪」。
 今回は歌詞入りか、いきなり新曲とは。でも歌詞が聞き取りにくい。やはり遠いと音響はダメか。
 あっ違う、英語か。発音きれいやなぁ。海外向けを意識?そんな邪念はどうでもいい、あー心に染みるぅ。
 プログレ感もあり、もう乗っけから大興奮。EDも良いがOPから始まるのも良いです。Babymetalがきっかけでメタルも聴くようになったが、Metal queenの称号を与えても全く失礼にならない心に響くHigh clean voice。この歌声を生で聴ける喜び。遠路来て良かった。

 もう後は、怒涛の1時間半。時に双眼鏡でステージやスクリーンの3姫、神バンドの超絶テク、モッシュピットの蠢く様を観たり、合いの手、クラップに興じたり。。。。
 2曲目のギミチョコからすぐに神バンドがいつもより低音偏重で、新たな神ISAO神降臨に気づきます。初めて聴く音ということもあり耳馴染みが無いので若干の戸惑いは否めませんが、スクリーンに映し出せる超絶テクには圧倒。単に興奮しかありません。
 さすがに40分も過ぎると、大音響に耳の調子がおかしくなり始めてきたので、耳栓を装着。しかし新たな調べの合図で新曲が始まれば、SU-METALの生声を焼きつけようと外したり、、、
 まぁとにかく暗闇の中で忙しいひと時です。シート席だからできる観戦スタイルかもしれません。ピットじゃこんな落ち着いた(?)観戦は到底無理です。シートはシートなりに楽しめることが分かりました。


 横浜アリーナ観戦記 12日組 (5)会場俯瞰の感想

 さて個々の楽曲の詳細な感想は、すでに多数既出なので他の人に任せて省略DEATH。単に楽曲に集中して聴いていないので、細部をよく覚えていないだけですが、最後尾からの観戦で特に記憶に残ったことを一つ。それは音楽に合わせて変幻する照明の美しさDEATH。

 キツネスフィンクスから発せられる赤や緑やらの光線は、激しいサウンドに合わせて縦横無尽に飛び交い、一見無秩序に見えつつも、整然とした幾何学模様が繰り広げられ、PAにも神がいることを実感。
 圧巻はいいね!の無数の緑の光線。ちょうどアリーナ席とスタンド席の間にある壁面を境目に、モッシュピットの大群衆とスタンド席の間が光の格子で分けられる様は、とても美しかったです。あの光景は、そもそも撮影しているカメラが近くに見当たら無いことから、DVDには残らず、スタンド最後方からでしか見れないもの。まさにスタンド観戦の役得と言えるでしょう。まるで光の現代アートを観ている感覚でした。
 体の芯に響く重厚なサウンド、多様なジャンルを取り込んだ楽曲、観ているだけでうっとりする3姫の美貌、愛嬌、圧倒されるキレの良い舞踏、光の芸術、これでもかという様式美にのっとった物語性。。。もう簡単にファンはやめられません。
 BABYMETALには、3姫を支える神バンドという神々がいますが、マニュピレーターの神、宇佐美秀文氏も忘れてはいけない。BABYMETALは各界の一流の職人達で成り立つTEAM BABYMETALという壮大なプロジェクトであることを、この横アリで改めて実感しました。どれか一つかけても物足りなくなる。この緻密に練られた構成、ストーリ、様式美と完成度の高さこそが真の魅力。


 横浜アリーナ観戦記 12日組 (6)終演その後

 シート席最後尾で座り、高みの見物なんて到底無理!! 結局終止立ち見で、終われば汗だく、足腰も重たくなる有様。
 初参戦の人が、意外と早いですねぇ、MCも無いし、と驚いた様子でしたが、「これ以上やったらピットで死人が出るから、これが限界ですよ、3姫の運動量も半端ないですし」と伝えました。何処の地で再会できるかもと挨拶を交わし彼の地を離れます。

 興奮そのままに、ZEPP NAMBAでお会いした神バンド倶楽部、関西組と関東組の初顔合わせミニオフ会に向かいました。皆さんの博識と熱い思い、感想に花が咲きました。この時間もとても貴重な体験になりました。
 キツネスフィンクスが、「IRON MAIDENのアルバム、Powerslaveのジャケットに描かれているスフィンクスをオマージュしたものではないか」との話題がさっそく上がり、皆様の博識ぶりに脱帽。全く興味の無かったメイデンにも少しは感心を払わないといけないなと頷きました。
 BABYMETALがきっかけで多少はメタルにも興味が出て更に音楽の幅が広がった一年です。東京ドームでの再会を約束し、宴は終了。

 その後、深夜の宿で一風呂浴びて着替えていたら、例の売れ切れパーカーを纏ったメイトを発見。ファストパスでも早めの方で、Sサイズだったので、買えたとご満悦。ピットCで観戦した様子を聞きました。
 ピットはT字型の柵が3つくらい並び大きなサークルが作りにくいので、どうしても小さくせざるを得ないけれど、興奮して柵にぶつかる人続出だったとか。上から観ている分には、ゆったりした回転に見えましたが、やはりそんなことは無かったようです。


 横浜アリーナ観戦記 12日組 (7)在宅編

 2日目は生憎の雨模様。朝の物販の様子を見たのち、初日の興奮そのままに会場を後にします。
 帰路途中で開催されている「タワーレコード静岡店、朝倉さやインストアライブ&サイン会」に後ろ髪を引かれるも、時間がないのでそれは別の機会にして早々に家に向かいます。
 15時頃に無事帰還。家に帰るまでがライブ。ひとまず一安心。
 しかし、安息はまだ。早々と帰宅したのは、2日目の様子をPCの前でリアルに追いかける為。日本ではライブの盗撮盗聴は勿論褒められた行為ではないが、この一年以上散々海外ライブの映像、音源を堪能して来ており、ライブに行けない在宅組の為に、できる限り情報を集めて発信したくなるものです。元より、ファンの飢餓感を煽る戦略は分かるとしても、新曲のPV/MVも無く情報が少なすぎるのは少々改善して欲しい。

 それはさておき、IEとChromeを同時に立ちあげ、関連サイトも開き万全の態勢で開演を待ちます。
 以下リアル実況を振り返り。

16:26 来年のThe ONE売り切れ情報を夜ざくら学院にup
17:15 ペリスコ来たー、OPは予想通りのBMD。しかし、いいね!途中で動画配信遮断
17:34 音のみ版発見。これもup
17:54 10曲終わり、後半戦に突入
18:07 映像再開
18:46 タワレコ、フライングで2ndアルバム発表
サプライ発表寸前で配信終了(T_T)
18:51 東京ドーム決定の書込み発見

 在宅も何のその。ペリスコ配信の神に感謝です。現場にいるのと何ら変わらない情報共有の達成と新たなサプライズに満足感を覚え、ここに横アリ2days観戦は幕を閉じました。

 夢の様な楽しい時間をありがとう。WE ARE BABYMETAL!!

 次は東京ドーム!? また遠征確定ですが、今からそれに向けて予算組んでしまいます。
 55000人のメイトで埋め尽くされた光景をこの目でぜひ見てみたい。それが来年の目標DEATH!!